最近、よく映画を観る。
この2日間、立て続けに観た映画は、どちらも私を圧倒させた。
1本目は、ディカプリオ主演の「アビエーター」
伝説の飛行機王ハワード・ヒューズの半生を描いた映画。
ヒューズ氏のエキセントリックで、天才は紙一重という役柄を
彼は好演していた。
2本目は現在公開されている ラッセル・クロウ主演の「シンデレラマン」
かつては有望視されていた若手のボクサーである、ブラドック。
ケガでリングに上がる機会を奪われ、日雇い労働のわずかなお金で家族を
養っていた。その彼に起きた奇跡の物語とも言えよう。
どちらも実話である。
2本とも観終わった後、ボーーーーッとしてしまった。
(特にシンデレラマンは、試合のシーンも長かったので、頭がフラフラになった)
「運命との綱引き」
ふっと、この言葉が浮かんだ。
ヒューズ氏、ブラドック・・・両映画の主役2人とも、運命に見放されたとも
言える状況にあった。
しかし、彼らは諦めなかった。
ヒューズ氏は運命とのたずなを、マグマのようなパワーを持って、力づくで
自分に引き寄せた。
ブラドック氏は長い間、静かに力強く、そのたずなを離さなかった。
ハリウッド映画では、決して諦めないヒーローがよく登場する。
その姿を観て、人は感動する。
私もブラドック氏の姿に涙した。
が、諦めないことは、執着にもつながる。
諦めないことが、美しいかどうかは別かもしれないが。
「人生は自分で変えられると証明したいんだ」
死を覚悟したブラドックは、引きとめようとする妻に言ったセリフ。
運命というのは時として、用意していたシナリオを変えてしまうことも
あるのかもしれない。
映画は、本当に学ぶことが多い・・・そう、しみじみ実感する今日この頃だった。
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