昨日のパリーグ優勝決定戦、手に汗を感じながら、観ていた。
ロッテとソフトバンク、両者ともに後はなく、
非常に拮抗した試合展開だった。
最後の方で逆転したロッテが31年ぶりに優勝した。
ロッテの選手の感極まる姿と、シリーズ1位で通過したのに、プレーオフで
負けてしまったソフトバンクの無念さ・・・両方に涙してしまった。
スポーツは、1秒先の展開すら読めない。だから面白い。
で、人生はどうだろうか??
仕事の見通しも分からず、結婚のアテもなかったOL時代、未来が読めないことが
とても不安だった。だから、時々、占いにすがったりもしていた。
が、いつの頃だったか忘れてしまったが、突然、自分の未来の見通しを
アリアリと感じたことがあった。
「今の会社を辞めて、結婚して、子供を産んで・・・。子供の手が離れたら
パートにでも出て・・・。私の人生ってコレで終わり?」
私が勤めていた会社の(というか、割と世間一般的かもしれないが)女子社員の
モデルコースだった。
もしかしたら、このコースに乗れる予定があった頃だったかもしれない。
その人生を、そのとき、アリアリと体感したのだ。
心の底から、ゾッとした。
”虚無” という言葉が一番近いだろうか・・・
それまでは、そのコースに進むことに何も疑問を感じなかった。
もう少しやりがいのある仕事をしてみたかったが、このコースに乗れるなら
ま、いいか・・・そんな感じだった。
「朝比奈さんはいいよな~。まだ未来があって。
僕なんか、結婚して子供も出来て、家も買ってしまったからな・・・。
もう、人生でやることが終わってしまったわ。」
せつなさを訴えるような目で、私に言った職場の男性がいた。
そう言われたとき、私は半分しか共感できなかった。
しかし、自分の未来予想をアリアリと感じたとき、その男性の言葉も
臨場感をもって蘇ってきたのだ。
あの、ゾーッとした感覚は今でも忘れられない。
今はガラリと変わり、明日のことさえ分からない毎日を送っている。
それなりに不安もあるが、占い師を尋ねることはなくなった。
人生、先が見えないと、やはり不安である。
が、先が見える(と感じる)人生は、安心感はあるかもしれないが
物足りなさも感じるのかもしれない。
まるで、ストーリーを知ってしまってから観る映画のように。
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