・・・って、どこかで聞いたフレーズだけど。
30代直前くらいまで、私の涙腺の本数が本当に少なかった。
悔しかったり、悲しかったりといった 自分に関することではよく泣いていたが
映画や本、人が泣いているのを見て・・といった”もらい泣き”をすることが
全くなかった。その手の涙腺が無かったのだ。
それが長年、コンプレックスにもなっていた。
だーって、一緒に映画を観にいき、しくしく泣いている横で、真顔でスクリーンを
眺めている女って、なんだかヤじゃない。
私だって、泣きたかった。
というか、涙が出ないと、格好がつかないときもあったのだ。
卒業式や、誰かの送別会なんか特に。
私はこのまま、そういう涙腺がないままなのだろうか。
自分のことでしか泣けない女なんだろうか・・ちょっとさびしい思いをした。
素直に泣ける人がうらやましかった。
だから、山口百恵さんのベストセラー本「蒼い時」で、
”賞に選ばれたのに、なぜか涙が出ない自分にコンプレックスを抱いていた”と
書いてあるのをみて、むちゃくちゃ共感したのと同じような人がいることでほっとしたのだ。(しかも、大スターだったし)
どうせ私は冷たいオンナ・・・フンと半ばいじけていたら、
なんと突然! 涙腺が開通したのだ。
映画「シャイン」のクライマックス、気がつけば涙が止まらなくなっていた。
そんな自分にもビックリ。
「わぁー、映画みて、この私が泣いている!!」
嬉しくなった。ようやく、人並みに近づけた気がして。
その直後、一人で観にいった映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の最後のセリフ、
「父は僕に、人生を与えてくれた」に、すっかりやられてしまった。
(隣にヤンキー風のお兄さんが一人で座っていたが、同じくオイオイ泣いていた)
とはいっても、最初はまだまだ、かぼそかった新しい涙腺。
その当時は、相変わらず映画で泣くことは少なかった。
それが、いつの間にか太くなっていて、最近では門を開けば、水がジャーっと
流れ出す感じにまでなった。
「アイ・アム・サム」「今、会いに行きます」といった、ヒューマン系の映画は
もうたまらない。自分でも、最初から”泣き”の姿勢に入ってるのが分かる。
映画だけではない。リリーさんの本「東京タワー」も涙でかすんで読めなくなった。
(リリーさんの”おかん”は最高!)
年末に放映していた江原啓之さんのTV番組では、自宅のティッシュ箱半分を
消費してしまった。オリンピックにも、やや弱いな・・・。
幼い頃から見ている母にとって、私のその変化はアンビリーバボー らしい。
涙腺が突然、開通した理由はいまだによく分からない。
ただ言えるのは、泣けるようになってからの方が、映画が断然味わえるようになった。
昔からよく観ていたが、映画から受け取るものが全然違う。
それは年齢を重ねたせいか、それともコーチングの勉強を始めたのも大きいのかな。
前回のブログで、セルフイメージという言葉が出たところで
最近思うことがあった。
今までの人生で、思い返せばまぁ、色々と迷惑かけたり、恥ずかしいなーと
思うことが、たっくさんある。
ま、殆どが若気の至りで許してもらうとして(オイオイ)、どうしても
申し訳なかったなーと思っていることがある。
それは・・・
「遅くなって、ごめんなさい」
人との待ち合わせで、
セミナー参加で、
そして、たまには職場で・・・ワォ!
息を切らせながら、何度このセリフを言ったことだろう。
待たせた人には、本当に、本当に申し訳なかったと、今はしみじみ思う。
一言で言えば、時間にルーズだったし、何より待たされることがイヤだった。
だから、時間ギリギリに到着するようにした結果、数分遅刻したりした。
待たされるのがイヤだった理由は、今思えばだけど。
まだかな、まだかなとヤキモキするのがイヤだったり
待っている時間がもったいなかったり
自分のこと邪険に扱ってるかも! といった無価値感が出たりなど
はぁーっ。ため息でるわ。書けば書くほど、イヤになってくる。
「あんた、そこまで待たされるのがイヤなくせに、なぜ遅刻するんだ!」
うぅ、自分を罰してしまうぅぅぅ。
色々と考え付くところはある。が、根本的なことはコレだと思う。
セルフイメージが、あまりに低かったから
一対一であれ、セミナーであれ、待たせるということは、時間を奪うということ。
人生において、「時間というもの」がどれだけ貴重なのか、以前は考えたことも
なかった。
だから、口では「申し訳ない」といいながらも、結果的に相手の時間も平気で
奪ってたんだと思う。
だんだん、時間というものの価値を、まじまじと実感するようになった。
時間は決してタダではない・・・時には、買うものだということも。
すると必然的に、相手の時間も尊重するようになったのだ。
ま、時間厳守100%ではないが、かなり守るようになった。
(少なくても、80%以上は)
今は色々と便利なものがある。
サイトで時刻表をチェックできる。
どうしても遅れそうなときは、事前に携帯で連絡できるし。
(ま、コレについ甘えちゃうのもあるんだけどね)
時間は本当に大事。もちろん、効率だけを追い求めるのではなく
ぼーっとする時間も大事だけど。
それも含めて、充実した時間を積み上げていきたい。
時間が人生をつくるから。
※ あぁ、ブログに書いちゃったよーっ。ますます遅刻できないっ!!
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